昇圧した交流電圧を単極の電極に印加することで、その周囲に電位差のある空間が生じます。印加する電圧の波形は、上図のとおり60Hzとその高調波からなります。
この空間に置かれた対象へ電子が供与されることで、酸素と結びつく反応——すなわち酸化(劣化)の進行を抑えます。用途は食品や油脂にとどまらず、住環境から、人体への応用(体質改善・抗酸化)まで期待されています。本技術は特許を取得しています。
酸化とは、物質が酸素と結びつく化学反応、または物質が電子を失う反応をいいます。逆に、酸素を失う、あるいは電子を受け取り、元の安定な状態へ戻る反応が還元です。食品や油脂の劣化は、空気中の酸素によって分子が酸化されることで進行します。本技術は、この酸化と還元の均衡に対し、還元側——すなわち電子を供与する側から働きかけます。
昇圧した交流電圧を単極の電極に印加し、電極をアンテナと同等に作用させることで、周囲に電位差のある空間を形成します。この空間内では水分子や極性分子が微細に振動し、対象へ電子が供与される状態が生じます。これにより酸化反応の進行が抑制されます。
用いるのは商用電源の60Hzを主成分とし、2kHz以下の高調波を含む低周波領域の波形です。周波数は電子レンジ(2.45GHz)の約4,000万分の1にあたり、加熱を伴いません。
本技術は、食品の鮮度保持、フライ油の酸化抑制、および臭気成分の付着抑制を用途としています。
同一の原理を応用した製品として、貯蔵環境に適用するQM Cellar、および居住空間に敷設するQM Matを展開しています。
私たちは、大学や研究機関と連携しながら、技術の検証と、まだ見ぬ発見を追い求めています。
壊れていく地球を守り、100年、1000年先の未来へ残すため。その長い道のりに灯せた明かりは、まだ小さなひとつです。より大きな光を、いまもお客様とともに探しています。